【講師紹介】宿泊カリキュラム監修の小笠原春野さん

今回は、NVCの創始者であるマーシャル・ローゼンバークから日本にNVCを導入した第1人者として活躍する小笠原春野(おがさわら はるの)さんを紹介します。

*宿泊カリキュラムの全監修を務め、皆さんとご一緒に宿泊されます。

今回は、NVCの創始者であるマーシャル・ローゼンバークから日本にNVCを導入した第1人者として活躍する小笠原春野(おがさわら はるの)さんを紹介します。

*宿泊カリキュラムの全監修を務め、皆さんとご一緒に宿泊されます。


彼女が行っているNVC(非暴力コミュニケーション)は、相手を評価したり、決めつけることなく、自分が抱いている感情と自分が必要としているニーズに耳を傾けることを大事にした「人と人との関係に命を吹き込む」対話法です。人の内面で起こることを1)思考(頭)2)感情(胸)3)ニーズ(腹)の三段階に分けて把握する方法を、様々なアクティビティで体感することができます。


「互いの違いを喜び、弱さを補い合いあう在り方。相手のいのちも自分のいのちも大切にする在り方。」

「それが出来たなら人はもっと自由になれる。そんな豊かな関係にある持続可能な社会を創りたい。」


目を輝かせ静かに夢を語る小笠原春野さん。そんな彼女が世界22カ国以上を巡り、最後の地として辿り着いたのはここ沖縄でした。内戦の終焉間もないボスニア・ヘルツェゴヴィナは特に印象的で、人々の表情に刻まれた恐れと悲しみ。それは春野さんの原風景となりました。帰国後の12年間を都立高校の教員として複雑な境遇にある生徒たちと過ごすの中で、春野さんの問いはさらに強くなったといいます。


「本当の平和、心の平和とはなんなのだろう。」


そんな折り、2006年に春野さんは一冊の本と出会います。NVC(非暴力コミニュニケーション)です。早速、創始者マーシャル・ローゼンバーグ氏のワークショップに参加。生成的対話こそ探し求めていた平和への道だと確信したのです。以来、国内外でNVCの実践を行います。

NVC国際集中訓練合宿の運営チーム責任者を数回歴任。トレーナーとして、キリスト教団体や教育関係のグループなどの要請に応え、長崎・京都・会津・沖縄など各地でNVCの実践を提供しています。


“ 鎮魂の歌は聞こえど未だ平和は見えない沖縄 ”


春野さんが沖縄という地で、私たちと共に平和を創造すること。不思議なご縁を感じずにはいられません。革命という名の暴力で平和を訴えるのではなく、自らの中で突き上げた怒りの拳や恐れや不安もすべて包括しながら、安全に多様なニーズに耳を傾けたい。対話がしたい。次世代に向けてより満たされた平和な世界を春野さんは目指しています。



▶︎学校のメンタルヘルス講座内容はこちら

Bティーチャー

BowLが提供する学校(先生・教員)向け研修や講座の紹介サイト

0コメント

  • 1000 / 1000